はじめまして、つくば自然農園の坂本です。私達は、娘のアレルギーをきっかけに食の安全に興味を持ち、日本の食の惨状や、今の農業がどれだけ環境を破壊しているかという現実を学びました。この国の未来ある子ども達に自分達で作った安全な野菜を届けたいという思いから、2020年6月に夫は官僚、妻は教員という立場を捨て、農業の世界に飛び込みました。私達つくば自然農園では、都心から約40km、筑波山の麓、田園と里山が広がる情緒豊かなつくばみらい市にて、農薬・除草剤を一切使わず、そして肥料にも頼らずに本物の野菜を育てています。

子どもが食べて安全で美味しい野菜を育てたい

日本の農薬使用量は世界のトップクラスです。また、化学肥料も過剰に使うことが当たり前となっていて、ヨーロッパの国々から、「日本の野菜は汚染されている。」と言われるほどの悲惨な状況です。2人に1人が何らかのアレルギー体質、先進国でガンが増えているのも日本だけ、また特に子どもに自閉症・多動性障害が増えているのが現実です。この状況を「何とかしなければ!」という思いで、つくば自然農園では農薬も化学肥料も使わない野菜作りに取り組んでいます。

当農園のこだわり

– 農薬・肥料不使用で子供が食べても安心

つくば自然農園では、農薬も肥料も使わず、土に住む微生物の力を借りて野菜を育てる「炭素循環農法」を取り入れています。一般の無農薬・有機栽培よりも更にこだわり、化学肥料のみならず、動物性肥料(家畜の糞からできた堆肥)も使わないことで飼料に含まれる抗生物質や添加物の残留の心配のない土作りを行い、お子さまや化学物質過敏症の方々も安心して食べられる栄養価に富んだ美味しい野菜を作っています。また、体に有害な「硝酸態窒素」の野菜中の含有率が極めて低いことも当農園の野菜の特徴です。

– 野菜本来のうまみがぎっしり

農薬を使わず、無肥料で育てた野菜は、地中に広く根が張って大地のミネラル等をしっかり吸収して力強く育ちます。このように育った野菜は、エグ味のない野菜本来の栄養とうまみがぎっしり詰まった本物の味がします。今まで野菜が苦手だった子供のお母さま方から「子供が喜んで食べてくれた!」と好評を頂いております。
この体験を、たくさんの人たちに味わってほしい。野菜嫌いの子どもに、野菜が好きになってほしい。
そんな想いが大きくなり、本格的に農業を始めて農家になりました。
そうして始まった農園。
たくさんの子どもたちが野菜を好きになる手助けができればと思っています。

– ゲルソン療法に

当農園の野菜は、がん及び慢性病のための食事療法であるゲルソン療法によるデトックスのための食事及びジュースとして用いるのに最適です。