
午前10時 みらい平市民センター会議室でオリエンテーション。参加者は41名、なかには車で片道4時間かけて来られた方もいらっしゃいました。まずは、園主の坂本一信とスタッフより初めてのご挨拶、さらに日本の食の現状についてスライドでレクチャー。当園の野菜の特長や、年間スケジュールについてもお話ししました。
午前11時 グループに分かれての自己紹介タイムです。「遠くから来たんですね!」「家庭菜園やってる?」など、どのグループも話題は尽きない様子でした。

午後1時30分 お昼休みを挟んで、いよいよプレミアム会員専用の畑へ。今日の作業は、じゃがいもの植え付けで、品種は「きたあかり」と「グラウンドペチカ」。30㎝間隔で畝に種芋を並べ、土をかぶせます。親子で、夫婦で、あるいは新しく友達になった人とコンビを組んでの、息の合った光景が見られました。

午後3時 スタッフが青いコンテナケースを前に、畑に投入している“炭素”の種類を説明。竹パウダー、きのこの廃菌床など、炭素循環農法を柱にしている当園にとって、どれも肝となるものです。何人もの会員が手に取って、興味深げに眺めていました。

午後3時45分 ビニールハウスへ移動して、ほうれん草を収穫。初めて鎌を手にする人も多いようで、真険ながらもワクワクした様子がうかがえました。
「このほうれん草、生でいけますよ。今、食べてみいへん?」の坂本の声に、その場のみんなが味見。驚いたのは、未就学の年齢のお子さんがほうれん草を束で持ち、パクパク、パクパク食べ続けていたこと! これぞ本物の野菜の力・・・とスタッフ一同、感慨にふけった瞬間でした。
ほうれん草に加えてじゃがいもなどが、今回のお持ち帰り野菜。帰り際、「超楽しかった~」との子どもの言葉に、涙ぐむスタッフの姿がありました。