※3月の活動日が雨続きで、外での作業ができなかったため、4月5日(水)・6日(木)に臨時の活動日を設け、畝作り、春野菜の種蒔きを行いました。

4月5日・6日 午前10時~正午
晴天のもと、久しぶりの外での作業です。まずは、畝作りから。3か月近く前から園主の坂本や農園スタッフが炭素資材を投入し、種蒔きができる状態になった土を、会員のみなさんと一緒にお世話をします。
最初に、畝の端から端まで田引車(たびきぐるま)という農具を使って紐を渡らせ、次に紐に沿って直線を歩き、土を固めました。こうすることで、長い畝でも蛇行せずに種蒔きができるというわけです。

畝の準備が整ったところで、種まきの開始。今回蒔く種は、小松菜、ほうれん草、かぶ、二十日大根の4種類。種を植える穴の深さについて、「種の大きさに合わせて、10階建て分と覚えてください」とのスタッフの説明を受けて、会員のみなさんが、畝にていねいに穴を開け、一粒一粒、慎重に蒔いてくれました。
種蒔きが終わり、田引車を片付けるときに、1才の男の子がハンドルをくるくる回して紐を巻き付けるお手伝い。幼児さんから小学生、中学生まで、たくさんの子どもたちがめいめいのやり方で、活動に参加してくれています。
4月8日(土) 苗作り、ほうれん草の種蒔き
最高気温21度 最低気温13度
曇り時々晴れ
午前10時 会員専用のじゃがいも畑へ。3月11日の活動日に植えた種芋が、次々と発芽し、本葉を伸ばしています。そして、裸土だったじゃがいも畑の隣は、一面の小麦畑に! この小麦は食用ではなく、炭素資材として、土にすき込むことになります。

午前10時20分 ビニールハウスへ移動して作業開始。今回は、苗作りとほうれん草の種蒔きを行いました。ほうれん草の種は、5日と6日の活動では、畝に枝などの炭素資材が残っていたため手で蒔いたのですが、今回は種蒔き機を利用。小学生や中学生のお子さんが、一輪の種蒔き機をバランスよく使いこなしてくれ、あっという間に作業が完了しました。

午前11時30分 お持ち帰り用の小松菜と水菜を収穫。野菜作りが初めてという会員さんも、回を重ねるごとに、鎌の扱い方が慣れきてていることに、うれしそうな表情を見せる園主の坂本でした。